とあるエンジニアが自立できるようになるまでの記録

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統計検定2級を受けてみた

 受験した目的

AIエンジニアになるべく、本を読んで勉強していたところ、以下の知識が必要であることが理解。

統計学

線形代数

解析学

・プログラミング

機械学習

 

特に統計学がわかっておらず、なかなか先に進まない。。

急がば回れということで、まずは統計学を理解することを優先し、大学1〜2年レベルの「統計検定2級」なる資格を取ることを目標としました。

 

勉強方法

まずは、統計検定の書籍を購入。

2級レベルが必要だなと思いつつも、3級レベルがわかっていないといけないと思い、3級から買ってみました。3級は、高校生レベルであり、書籍の模擬試験を受けたところ、グラフを読み取る問題などで、95%ぐらい正解。

受験料を払ってまで取る必要はないと判断。

 

次に、2級の書籍を購入。

模擬試験見ると、2、3割しかわからん。。

まず、問題の言っている意味がわからん。。

という結果でした。

 

例えば、

母平均 μ,母分散 σ2 をもつ母集団から,大きさ n = 100 の標本を単純無作為抽 出し,標本平均 x ̄ = 40.0 および不偏分散 σˆ2 = 16.0 を得たとする。このとき,標本 平均の標準誤差はいくらか」

 

なんて、わかります?

どう考えればいいのか、勉強初めは、まったく検討つきませんでした。

 

そこで、以下のポイントで勉強しました。

 

・統計検定の例題から、わからない単語を調べて理解する

統計学の優しい本からスタートし、用語を頭に馴染ませる

・統計に関する本を並行して読む(統計について興味を持つようにする)

統計学の教科書的な本を購入(大学の教材レベルのものを2冊ほど)

・毎週、試験の例題を2問ぐらいやり、回答を見つつ、答えを出すための考え方を理解する

 

3ヶ月間、週10時間ほどやりました。

試験当日、感触としては、6割はわかったけど、2割はあまり自信ない、2割はわからんものでした。

 

試験の結果、無事になんとか合格。おそらくギリギリだったでしょう。

 

振り返り

試験には受かりましたが、改めて独学で統計学を勉強した際に躓くところがわかりました。

 

それは、

  • 推定・検定に関する理解が難しい。(5、6冊ほど、読んでやっとイメージがつかめてきました)
  • 一般向けの本には、t検定まで、よくてもカイ2乗検定ぐらい。しかもさらっとしか書いてない。それ以上の検定(例えば、母平均の差を求める検定、母分散の比を求める検定)の説明がなかなか載っておらず、お堅い教科書と睨めっこして理解するのが辛かったです。

 

勉強は楽しみながらやるのがモットーなのですが、今回は最後まで完全には理解できずに試験に挑まざるを得ないところがありました。

理解というより暗記に頼っていたため、応用できず解けない問題もありました。

検定に受かったからと言って、まだまだ勉強することになりそうだ。